『黒澤映画ゼミナール』〜黒澤明的リーダーの条件〜

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zoom RSS 一体誰が許可したのか?『影武者』はNHK!『乱』は?この日立CMは2次利用権侵害に当たる!

<<   作成日時 : 2009/03/11 03:07   >>

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YouTubeで流す上での著作権侵害申請権は日立にあるのか?それとも・・・?
このCMに使用されたのは3つ。『どですかでん』と『影武者』と『乱』のメイキング映像だ。
ところが、『乱』のメイキング映像を撮影したカメラマンにもプロダクション継承者の丑四五郎にもCM制作前に承諾を取りに来たものはいなかった。
黒澤明が画面に映っているものはすべて黒澤プロのものだと思っている者がいるとしたら大間違いだ。
かつて黒澤明塾公式HPに映画『AK』の動画が無断使用され、これが問題となって同映画学校は閉鎖に追い込まれた。

日立TVCM「つくろう。」黒澤監督編

黒澤明監督の他に、本多猪四郎監督も映っている。作曲 伊福部昭 Akira Ifukube
曲名 宇宙大戦争マーチ BATTLE IN OUTER SPACE March

次のCMにも『乱』のメイキング映像が二次利用されている。
おそらく88分DVD復刻版『メイキングオブ乱』からコピーした映像をCG合成素材として使用したのだろう。

ワンダモーニングショット 黒澤+桑田篇

黒澤と桑田が共演 。
カテゴリ: 映画とアニメ  タグ: 黒澤明 クロサワ 桑田 ワンダ 缶コーヒー サザン kurosawa akira

ところが、撮影当時のUmatic3/4inchカセットのオリジナル映像は丑四五郎が保管・管理している。
撮影者の谷口氏、企画制作者のZiggy継承者の丑四五郎には全く承諾を取っていないのに堂々とTV放送された。

『メキングオブ乱』のVHS版とβ版は1895年当時セルビデオとして発売されたものの、時代が早すぎて半年で廃盤となった。レーザーディスク版もしかり。その初版発売権は当時ヘラルドエースにあったはず。東宝にも権利はなかった。

しかしCMの為に再利用する二次利用権までの著作隣接権その他の著作権はヘラルドエースになかったはずだ。
まして、映画『乱』本編の配給権がその後ヘラルドと東宝から角川映画に譲渡されたとしても、そのメイキング映像の権利まで権利異動したはずはない。NHKが制作した『影武者』のメイキング映像が東宝や黒澤プロにないのと同じだと考えると分かり安い。

著作権は権利侵害された当事者が訴えないと罪にならない親告罪だ。
今までは黙って事の次第を見極めていた。
しかしこれだけはいっておく。
真の著作権利者(企画制作・撮影演出者)にオリジナル素材を返却せず無断で廃棄したことやCMでの無断2次利用に関する権利侵害に対して、丑四五郎を中心とした当時のスタッフと今後の対応を検討中だ。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
>真の著作権利者

丑四五郎さんたちと日本ヘラルドの契約関係は
どうなってたんでしょうか?
それによって、真の著作権者が誰かははっきりします。
問題なのは実際に撮影したのが誰か、企画したのが誰かではないはずです。
丑四五郎さんたちに断りがなかったのは日本ヘラルドあるいはその権利継承者である角川映画が丑四五郎さんたちに権利がないと認識していたなら何の不思議もないです。
丑四五郎さんたちは日本ヘラルドと何らかの契約を結んで「乱」のメイキングビデオを撮影してたわけです。映像の権利についても当然取り決めがあったはずです。
その辺はどうなんでしょう?
nioti
2009/04/12 20:11
>niotiさん
貴重な情報と見解ありがとうございます。
作品の著作権は創造的活動の主体者に認められる、というのがクロサワプロが『羅生門』著作権切れ訴訟で勝訴した判決理由でした。
『メイキングオブ乱』88分VHS版とβ版の販売権はポニーにありました。DVD版やテレビ放映権の利益還元は、著作者たる丑四五郎グループにも企画演出の中山市朗氏や現場演出兼カメラマンの谷口氏には施されておらず、ましてCMでの素材二次利用は全く無断で行なわれました。
ちなみに当時発売された『メイキングオブ乱』の予算はヘラルドエース製作の映画『乱』製作費には含まれておらず、VTR記録班という位置はシルベルマンの『AK』製作班と同様の立場でしたから、この記録映画配給権を買ったヘラルドがとビデオ発売の権利を有しただけでした。今となっては企画・制作黒澤プロのエンドテロップ自体が根拠のない権利侵害だったと我々は解釈しています。権利もなく、素材破棄を決めた事も違法行為だったと主張しています。
丑四五郎
2009/04/13 01:32
>>クロサワプロが『羅生門』著作権切れ訴訟で勝訴した判決理由でした。

本題とは関係ないですが
この訴訟は角川が起こした物であり、黒澤プロは関係ないですよ。
nioti
2009/04/14 20:57
角川が原告で、クロサワプロは証人という戦法で臨んだと思います。
この判決は酷かった。
チャップリンやグリフィス作品の著作権でも
映画プロデューサーの権利をこれほど無視した判例は出てないと思います。裁判官の無知は怖い。
丑四五郎
2009/04/18 00:18

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