『黒澤映画ゼミナール』〜黒澤明的リーダーの条件〜

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zoom RSS 日本映画専門チャンネルでしか観られない完全版?名画座では傷だらけだったATG作品!

<<   作成日時 : 2010/01/09 08:31   >>

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今朝観た実相寺昭雄監督の『無常』がいい例だ。
「スクリーンで観なければ映画じゃない」なんてことをいう映画評論家の口車に乗って
再映に再映を重ねてズタズタになった16mm縮小版フィルムしか上映しない名画座で
過去のキネ旬ベスト20入り作品を、むさぼるように観て歩いた学生時代とはなんだったのか?

大島渚も小津安二郎も、溝口や黒澤作品だって傷だらけで退色し、
大事な台詞がバンバン飛んで短縮されたポジフィルムを小さなスクリーンに投影したものを
配給前の綺麗な初号プリントを配給会社の試写室で映画評論家が無料で観ていた作品と同じものだと
疑いもせずに観ていた映画少年たちは今、CSHD日本映画専門チャンネルを観て泣いているだろうなー。

超低予算で製作されたはずのATG配給作品群は、
PFF受賞作家のダラダラ長回し無機質無気力ドキュメンタリー風芸術もどき映画と比較に成らないほど
パワフルで美しく、人間の葛藤を映画技術で強調し訴えるテーマも多種多様で面白すぎる!

ただ懐かしいと言っているのではない。
その殆どが新しく、新鮮で斬新。昨今の邦画にはない映像言語を読み解く面白さと
時代を超えた人間の苦悩、生と死の淵でもがく若者と大人の問答がリアルで劇的で不変的で・・・

黒澤作品でいうと、『どですかでん』が同時代に製作された映画と言える。

70年代が良い時代だったとは全く思はない!
安保闘争も連合赤軍もATG映画なんて観てなかった連中だ。
彼らは東映のやくざ映画を観てデモや集会で息巻いていただけだったらしいから笑ってしまう。

21世紀の最初の10年が過ぎた今、日本人が観るべき映画が70年代には多く作られていた感じがする。


ATG映画を読む―60年代に始まった名作のアーカイブ (ブック・シネマテーク)
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