『黒澤映画ゼミナール』〜黒澤明的リーダーの条件〜

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zoom RSS 『悪い奴ほど良く眠る』が告発した公団の黒い体質が、民主党の事業仕分けで明らかになってきた?!

<<   作成日時 : 2010/04/27 18:58   >>

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1960年に公開されたこの映画『悪い奴ほど良く眠る』では
本当に暴きたいところまでは手を出せなかった、と
汚職の構造の告発には限界があった点を黒澤監督も悔やんでおられた。

では今、民主党が事業仕分けで追及している
独立行政法人の不透明な事業資金と人事の黒い霧が晴れるかというと
全く期待は出来ない。

それは、事業仕分けを報道するマスコミが標的にされているのが
天下り人事の横行と、彼らに支払われる給与レベルの高さへの不満でしかないからだ。

年収2000万円の理事長や1500万円の理事長の給与は
奇奇怪怪な事業運営赤字の埋め合わせで投じられた莫大な税金から支払われていた。

無駄な資金が動いて、役にも立たない事業が何十年行なわれてきた実態が暴かれて痛快?
そんなニュース解説が放送されても、
では何故その実態を政府は把握できず、税金の無駄使いを食い止められなかったのか
という疑問の解明までは取材をしていかない。
「馬鹿な政治家がエリート官僚の言いなりだったから、長年無駄を許したのだ」
という批判しかしない、それが地デジ民放の報道バラエティーショーの構成パターンだ。

『悪い奴ほど良く眠る』が暴いたのはそんな子供だましの結論ではなかった!のにである。

独立行政法人の事業計画と不透明な資金の流れ裏には、
その金を狙った政治家の汚職構造の闇が広がっている!

つまり、天下り人事批判を隠れ蓑にした汚職隠しによって独立行政法人を次々と設立してきた
政治資金獲得を目的とした戦略手法が続いてきたのだ。

それを、、暴かないと悪の根源を立つ事にはならないはずだ。

闇に消えた莫大な税金が、一部大物政治家の政治資金として永田町の淀んだ汚職の沼に流れ込んで来たのが問題なんだ!

と黒澤監督はこの映画で告発したかった。

その勇気に比べれば、
現代の地デジ民放が作る報道番組の視点の甘さ、切り口の鈍さと軽さは情けないという他ない・・・。

先月フジテレビで放送されたリメイクドラマ版『悪い奴ほど良く眠る』が
オリジナル脚本の使命感を骨抜きにして改悪脚色されたのがいい例だ。

天下り人事の先に、政治資金への流用目的があることと
独立行政法人の不透明な金の流れをバックアップしてきた政治家が
日本の民主主義を引っ張ってきたことの恐ろしさを
ジャーナリズムの欠片もない今の民放マスコミが報じる日は来るのだろうか?

「何もかもが醜悪だ!
 ・・・こうやってまた・・・日本中が騙されるんだ!

   これで良いのか?・・・これで、良いのかー!!!」

黒澤明監督の『夢』はまだまだ実現しない
それが日本の現状である。


霞が関を解体せよ?告発!日本の病巣
東洋経済新報社

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