『羅生門』の真相 http://tokyowebtv.com/

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  故淀川長治さんを筆頭に、日本の評論家が口にするのは
「映像美は素晴らしく、撮影技術が優れていたから海外で評価されたが、話はわかりにくく、正直言ってつまらない」
「ラストのエピソードはうそ臭くて不要だった」というものばかり。

しかし、原作者芥川龍之介や世界の多くの観客がクリスチャンだった点を考えると、
この物語に描かれた男女の問題、不倫の責任は誰が取る?という
時代と国境を越えたテーマに取り組んだからこそ、日本国内より海外で、高い評価を得たのだと私は分析いたします。
そもそも、この殺人事件の容疑者たちは、皆「自分が犯人だ」と証言している。相手に罪をなすりつける嘘ではなかった!
それなのに「(3人の嘘で)人間が信じられなくなった」と目撃者の樵(木こり)に言わせたから話の本質がボケただけだったのです。

実は、原作『藪の中』にもない黒澤監督オリジナル四つ目の証言とラストの美談があったからこそ、
『羅生門』は真に迫る男と女の、人生の物語として感動をよんだのでした!
黒澤明と「七人の侍」KADOKAWA世界名作シネマ全集 3 (3)



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