羅生門(1950年製作の映画)

4番目の話が真相だ。短刀を盗んだという点を除いて。 捨て子は雨の降る前からそこにいた。 この2点を知ってから見直してほしい。 そうすればこの物語が原作を超えた傑作だと確信するはず。 知ったかぶりの映像美分析をするファンも多いが 外国の評価は 「6人育てるも7人育てるも同じ苦労だ」 という木こりの決断に感動した事…
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七人の侍(1954年製作の映画)

侍に憧れて村を飛び出した暴れん坊が、6人の侍と出会って菊千代という武士の名前を貰って、百姓に恩返し、立派な侍になったところで戦死してしまう物語。 『羅生門』で拾われた捨て子が菊千代だったかも知れない。 「6人育てるも7人育てるも、同じ苦労だ」 拾われた赤ん坊は戦で親を亡くし、孤独に育つ。 本当の親は侍だったかも知れない。 百姓…
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フェリーニの甘い生活(1959年製作の映画)

俗世界の上流層を覗き見てきたタブレット誌の記者がうつ病になってしまい、愛について結婚について、幸福な人生について悩み始める物語。 こう解釈すると、ストーリーに一本筋が通る。 独占欲の強い内縁の妻を、愛したくても愛せない。 世間で羨まれるはずの女優の彼は彼女を愛してるとは思えない行動を繰り返す。 愛を解くキリスト教は上滑りで子供の…
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

悪魔と戦って死んだ老神父と若い神父の物語。 さて悪魔との死闘とは如何なるものだったのか?それを再現したヒューマンドキュメンタリーがあったらこんな映画になるのです。 医者は脳の問題だと片付ける。 悪魔付きと錯覚しているから悪魔祓いでショックを与えれば元に戻りますよ。催眠療法です。医学の限界を前半で描く。 白羽の矢を立てられた若い神…
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フラットライナーズ(1990年製作の映画)

人間が犯した罪は、神が許すかどうかではなく、人間自らが謝罪して相手に許されたという実感を、まだ生きているうちに味合わないと、あの世まで持って行ってしまう、という人生と死後の世界の関係を明確に示した傑作! 人は自分の犯した罪に対して良心の呵責でもがき苦しむ本性を持っている。 普段は隠れて忘れてしまったはずのその罪の意識は、みんな魂に刻…
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

“ファミリー”を守るために家族を崩壊させてしまうドンの悲劇。 家族と“ファミリー”の両方を誕生させて愛した父ビトー・コルレオーネの人生には父の仇への復讐心があった。 それに対してマイケルの人生には愛も目的も見えない。 そもそも、家族の誰にも相談しないで兵役を選んだ過去がマイケルにはあった。父の誕生日を祝う家族の輪にも入れなかったマ…
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

父を失い欠けて初めて家族愛に目覚める末っ子の話。 目覚めた後は父の持つ権力を継承することに躍起で盲目となり、見境なく他ファミリーのドンを皆殺しにしてニューヨークのトップになってしまう。 その非道を信じたくない妻には嘘をつくカソリックのクリスチャン。 イタリアから来たアメリカ人のルーツはPART2を見ないと分からない。 そういう意…
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青春の殺人者(1976年製作の映画)

愛する彼女の初体験が義父との淫乱な関係からだったと父に聞かされて それを信じる父に彼女の義父を重ねて殺してしまう少年の物語。 イチジクの木の下で起きる淫行はエデンの園のエバと堕天使を観る様だ。 中3で初見した当時はそんな深読みはできず、回想シーンの多さに魅了され、原田さんの裸に目を丸くした。 後に『男たちの旅路』の水谷さんに男ぼ…
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半世界(2018年製作の映画)

インターネットや国際ニュースで世界情勢は知っていても、我が国の片田舎で暮らす彼らの生活について我々は無知である。 我々が知っている世界は半分以下だ、というお話か? 中学時代が人生で最高の日々だった、と振り返る自分がいる。 「俺たち変わってない、昔と同じバカなガキだ」 バカな親は親になれないのか? 都会のサラリーマンより子供と話…
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菊とギロチン 

セットと小道具に金をかけただけで 何に怒り何を目指してテロを計画したのか全く分からない。 菊が強くなりたい動機も分からない。 ただがなって理由もなく喧嘩して罵り合っているだけの 人間たちに一切共感できず。 女相撲がアメリカ興行を果た過程こそ見たかった。 菊とギロチン[DVD] - 木竜麻生, 瀬々敬久
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