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『乱』この日が鶴丸(野村武司=野村萬斎)ロケ初日で末の方(宮崎美子)と阿蘇山脛千里でリハーサルに臨む。上機嫌の黒澤…

半年のリハーサル期間があったものの、 映画の撮影現場は初体験だった高校生の野村萬斎さん。 特に緊張した様子もなく、黒澤監督の丁寧な演技指導を淡々と受けて堂々としたものだった。 板付きで台詞を交わしてしまう三人に、どんどん動きが加わっていく。 この日はあいにくの曇天と霧でカメラは回らなかった。 『乱』鶴丸と末の方…
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『乱』先にアップした動画の前、次郎(根津甚八)に台詞が入っていないので休憩となる。怒らない黒澤監督。

根津さん(次郎)が台詞を入れ直す場面は既にアップ済み。 馬を降りて練習する事になった経緯をご覧ください。 スタッフがイラつかないようにすぐさま休憩を入れる気の配り様。 黒澤明監督は本当に優しい演出家なのです。 セリフが出てこない根津甚八さんにも優しい黒澤明監督。 1984年大分県飯田高原『乱』合戦シーン撮影現場記録…
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『乱』秀虎(仲代達矢)が家督を子に譲ると宣言。長回しワンカットで撮影したシーンのインサート用抜き撮り場面。カメラは…

10分を超えるシーンの撮影が、長回しワンテイクとここで紹介するインサート用アップの抜き撮りで撮影完了するのだから効率は抜群に良い。 更に助監督が仕切らなくても、黒澤監督自身が撮影の段取りを説明しリーダーシップを取るから撮影はどんどん進む。 的確な演技指導とOKの判断も明確。 早撮りの黒澤明監督流マルチカム撮影システムといって良いだ…
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『乱』先にアップした「哀れ老いたり」の三郎NGシーン未編集版。当初黒澤監督にぼかしで隠し短縮していたが、ノーカット…

1984年7月大分県飯田高原ロケ。 秀虎(仲代達矢)が家督を三人の息子に譲ると宣言。 三郎(隆大介)はこれに強く反対する。そんな父を「哀れ老いたり」と嘆くが黒澤監督からはなかなかOKが出ず、テストにも至らない。 今回は斎藤孝雄カメラマンへの抜き撮りカット割りのアングル指示からご覧ください。
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『乱』末(宮崎美子)の首を受け取った鉄(井川比佐志)は怒り心頭。追ってきた次郎(根津甚八)を振り払い楓(原田美枝子…

神奈川県横浜市黒澤フィルムスタジオ一の城のセット。 折角引いた移動車をテストをやるうちに躊躇なく引き直す。 当然のようだが、なかなか決断できないものだ。 特機:春田さん清水さん益崎さん。 『乱』一の城廊下・テストと本番。 末の方の首を受け取って鉄は楓の方に怒り心頭。 慌てて次郎が追う。 移動車を引き直しての本番…
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『乱』太郎(寺尾聡)と次郎(根津甚八)に攻められて三の城に籠るしかない秀虎(仲代達矢)。『用心棒』『椿三十郎』の殺…

ここでも立ち回りは簡略化されてあっさり刀を折ってしまう。 郎党役に北野武映画でおなじみの渡辺哲さんの顔も見える。 生き残った郎党に守られ城に入る秀虎。 殺陣:久世浩 『乱』太郎(寺尾聡)と次郎(根津甚八)に攻められて三の城に籠るしかない秀虎(仲代達矢)。 生き残った郎党に守られ城に入る秀虎。 殺陣:久世浩 …
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『乱』馬に乗っての演技が出来ない生駒と小倉に黒澤明監督も怒り心頭。練習不足を指摘して、遂にこの日の撮影は途中で中止…

1984年8月熊本県阿蘇砂千里ロケで曇りから芝居がスタートして晴れになるのを狙う場面で、生駒(加藤和夫)と小倉(松井範雄)は全く馬を操れない。 馬上のリアクションさえ取ろうとしない二人に、黒澤明監督の堪忍袋の緒が切れる。 全スタッフも納得の撮影中止。 後日再チャレンジとなるが・・・
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『乱』鶴丸(野村萬斎)と末の方(宮崎美子)が秀虎(仲代達矢)と狂阿弥(ピーター)に出会うシーン。カメラと照明の準備…

1984年9月熊本県阿蘇砂千里に組まれた巨大な城壁のセット。 秀虎が正気を取り戻す重要なシーンの演出。 形の良い雲を待つ黒澤監督。 ここでレフ板に巨大な鏡が使用される。 『乱』このシーンを境に秀虎(仲代達矢)が行方不明となる。鶴丸(野村萬斎)と末の方(宮崎美子)の背後の雲を待って本番。 熊本県阿蘇砂千里は『悪い…
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『乱』追放された三郎(隆大介)を藤巻(植木等)追ってくる。リハーサルから出来上がっている植木さんの演技に、黒澤監督…

植木等さんの明るい人柄が出ているとても楽しいシーンです。 だが、馬が出てくるシーンなので冒頭の動きが四苦八苦。 『乱』藤巻と三郎の本番。夕方の射光が草を光らせる。その美しさはフィルムに焼き付けられても、取材ビデオでは分からない。佐野武治照明技師の腕が光る! 1984年9月熊本県阿蘇市大観峰の雄大なロケーション。 …
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『乱』1985年6月1日第1回東京国際映画祭でオープニング上映された。それより早く開かれた公開記念パーティーと約1…

『乱』電通のディレクターが編集すると、どうしても怒鳴る黒澤明監督にしてしまう。第1回東京国際映画祭記念で制作された番組前半。ナレーションは山崎努さん。 第1回映画の日は1985年6月1日に決まっていた。 料金は半額だった。 『乱』はロードショー公開された初日に30万人を集めたが、この日の興行収入が半減したことでヘラルド…
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『乱』幕屋の中本番2日目。前日のCカメラポジションを確認すると、より高い位置からのアングルに変更する様指示する黒澤…

絵コンテは毎日のように書き換えられて、朝のうちに善パートに配られた。 テストが始まると前日同様三郎(隆大介)の枝の切り方が問題となる。 『乱』幕屋の中③本番は1テイクでOK!笑顔の黒澤監督。その後はインサート用アップを撮り足していく。ここでも助監督の仕事を監督がこなす。 三台のカメラで9割のカットを一気に撮影した後…
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『乱』幕屋の中①の本番前に、1番に現場入りした狂阿弥(ピーター)と共に黒澤監督は「兎じゃ」の下りを演出していた。

1985年7月大分県飯田高原九重町の山すそで撮影は行われた。 先にアップしたリハーサルの後、宿泊先のホテルでピーターが怪我をしたため、本番の撮影日は延期されていた。 その期間を利用して黒澤明監督は絵コンテを変更。 二本の扇子と徳利で、見事に兎を表現する技を完成していた。 だが自然にその形を作るには狂阿弥の動きを変えなくて引けない…
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『乱』冒頭“幕屋の中”リハーサルを全スタッフに見せる黒澤明監督。※解説音声:tokyowebtv河村光彦

1984年7月大分県飯田高原ロケ。 秀虎の郎党を演じた三十騎のメンバーのお顔を紹介。 その後始まった美術の準備だったが、突然作業をやめてリハーサルを見るようにと、黒澤監督からの指示が出る。 黒澤流リハーサルが始まると、満面の笑みを浮かべる黒澤明監督。 故植木等さんもいらっしゃいます。 このリハーサルと完成した本編では、いくつか…
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『乱』二ノ城(熊本城)の末の方(宮崎美子)を秀虎(仲代達矢)が訪問する夕景シーンの本番。準備万端でスタートが掛かっ…

1984年7月熊本城ロケ。先にアップした夕景シーン。 助監督をスタンドインさせてリハーサルの後俳優を迎える。 緊迫した本番シーンをご覧ください。 実はこのシーン、助監督の出す切っ掛けで仲代さんが石段を上がってくるが、1テイク目は合図を出すタイミングを助監督がミスをした。 慌ててカットを掛ける黒澤監督。 長いシーンだからフィルム…
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『乱』熊本城ロケ初日。鶴丸の城跡に残された焼け跡を実景撮影する。本来美術部の仕事を全員で手伝う様子。笑顔でファイン…

1984年7月。熊本城。劇中の入道雲もこの日撮影された。 『乱』熊本城ロケ初日②秀虎(仲代達矢)と狂阿弥(ピーター)の問答シーンリハーサル。途中自ら演じて指導する黒澤明監督。 言葉が通じなかったソ連映画『デルスウザーラ』の演出から、演じて見せるスタイルになったという。 1984年7月熊本城。 天候がすぐれずリハー…
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『乱』本当のクランクアップはまだ先だが、この日で東宝セット→ロケーション→東宝セット→黒澤フィルムスタジオセット分…

1985年2月7日黒澤フィルムスタジオ。黒澤明監督を囲んで。 『乱』仮のクランクアップでスタッフと黒澤明監督。 軽い打ち上げパーティーの様子② 原田美枝子さん、根津甚八さん、井川比佐志さん、三十騎らの素顔も。 1985年2月7日黒澤フィルムスタジオ。
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『乱』ラストの楓の方の部屋照明を決めてテスト開始。何故か鉄(井川比佐志)のセリフが出なくて前に進まない。忍耐強く待…

1985年2月7日黒澤フィルムスタジオセット撮影最終日②。 ABカメラのポジション。 『乱』楓(原田美枝子)が切られる場面の本テスト~本番OKシーンと黒澤フィルムスタジオクランクアップまで。井川比佐志(鉄)さんを見守る黒澤明監督。 1985年2月7日黒澤フィルムスタジオ最終日。
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『乱』ラストで楓の方(原田美枝子)が鉄(井川比佐志)に切られるシーンのリハーサル。殺陣師久世浩さん指導のもと黒澤明…

1985年2月7日黒澤フィルムスタジオセット撮影。 黒澤監督はCカメラの中井朝一さんにアングルをもっと高くするように指示をする。 Aカメラ(斎藤孝雄さん)のアングルに合わせて鉄の位置と刀の軌道を何度も指導するが、なかなか上手くいかないで苦労する。 『乱』ラストで楓の方(原田美枝子)が鉄(井川比佐志)に切られる場面のリハ…
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『乱』クランクアップ間近の黒澤フィルムスタジオセット撮影。2日目本番までのリハーサルが繰り返される。黒澤監督の笑顔…

1985年2月7日。楓が切られる楓の部屋。 黒澤監督からの注文に原田美枝子さんの声質がどんどん変わる。 時代考証に野村萬斎さんの父、野村万作さんも加わっての撮影。 本番シーンはビデオの回転音がノイズになると指摘され収録を禁じられた。 パナビジョンカメラの回転音の方が大きいのにね・・・。 録音技師の矢野口さんがお亡くなりになって…
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『乱』楓の方(原田美枝子)と次郎(根津甚八)への黒澤明監督の演出は実に優しく丁寧だ。俳優を怒鳴って追い込む映画監督…

1985年2月4日黒澤フィルムスタジオ・一の城楓の方の部屋セット撮影。 次郎軍が陣を強いて三郎軍と対峙した後のシーン。 三郎が狂った父秀虎を引き取るという。 黒澤監督夫人がお亡くなりになった直後に再開されたリハーサル風景。 原田美枝子さんからのコメントです。 私は、『乱』撮影時の自分のところのメイキングが残っている…
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『乱』太郎軍が三の城に入城するシーンのリハーサル。カメラマンが決めた位置でファインダーを覗いて、パンダウンの指示を…

1984年御殿場市富士山太郎坊三の城オープンセット。 地獄絵図の中盤、入城した太郎が銃撃されることで音楽が終わる。 その前、城門を開けて太郎軍が入城するのだが、スモークが多すぎてうまくいかない。 『乱』太郎軍三の城入城本番。 1984年10月御殿場市富士山太郎坊の三の城オープンセット。 ABC三台のカメラのファイン…
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『乱』合戦シーン本番!1000人を超える徒歩組と騎馬隊が走る走る。3台のカメラが3度の突撃をレンズを変えて撮るから…

1984年8月大分県飯田高原での撮影は連日行われた。 本番前に撒かれる埃はスタッフ総出で行われた。 この日はフランス側のプロデューサーシルベルマンも来日し、現場を見学していた。
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『乱』クライマックスの次郎軍敗走シーンの撮影。助監督任せにせずメガホンでエキストラへの演技指導を繰り返す黒澤明監督。

1984年8月大分県飯田高原も猛暑に襲われる中連日合戦シーンが撮影された。 騎馬武者と徒歩武者が混在して走る危険な場面。 ケガ人は出なかった。 黒澤監督の戦術は『影武者』俳優オーディションに始まりました。 四十騎の会と名付けられた俳優の卵たちにエキストラの教育担当をやらせました。 彼らに演技指導すればエキストラに監督の指示が伝…
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『乱』武満徹作曲のテーマ曲が流れる地獄絵図の場面は、3台のカメラを個別に設置して次々に撮影が完了するように段取られ…

1984年10月~御殿場市富士山太郎坊での三の城オープンセットでの撮影が始まった。 その大半は地獄絵図の撮影に費やされた。 三十騎の死にざまを一人ずつ見せる一番の見せどころのはずだったが、秀虎の郎党たちは遺体の役に終始した。
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『乱』の次郎軍騎馬隊は鉄砲に撃たれて、ドドドと落馬する。その撮影手法は『七人の侍』で開発された。以来多くの黒澤映画…

1984年9月大分県飯田高原で撮影された合戦シーンもいよいよクライマックスを迎える。 突撃する次郎軍、迎え撃つ三郎軍との攻防戦。 『影武者』ではバッサリ省略された場面の数々だ。
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『乱』合戦シーン本番!1000人を超える徒歩組と騎馬隊が走る走る。3台のカメラが3度の突撃をレンズを変えて撮るから…

1984年8月大分県飯田高原での撮影は連日行われた。 本番前に撒かれる埃はスタッフ総出で行われた。 この日はフランス側のプロデューサーシルベルマンも来日し、現場を見学していた。 『乱』クライマックスの次郎軍敗走シーンの撮影。 助監督任せにせずメガホンでエキストラへの演技指導を繰り返す黒澤明監督。 1984年8月…
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黒澤明監督作品『乱』で使用されたこの鎧は加藤武さんが着用した物。衣装部ではなく小道具担当が着付けを見せてくれる貴重…

1984年8月の大分県飯田高原で撮影された合戦シーン。 猛暑のさなかこれを着て馬を操りながらの演技だったから俳優陣は大変だった。 この日着用しているのは、当時助監督募集で663人の応募者から見事シナリオ審査で選ばれた研究生3人のうちのお一人。 『乱』照明技師の佐野さんが考案したカラーレフ版。 次郎軍には赤、三郎軍には…
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『乱』で話題になったのが三の城炎上と嵐の荒野。本物の台風を待って撮影されたからだ。黒澤明監督の本物志向にご注目!「…

1984年8月大分県大観峰。 初めに来た台風は風が弱いという事で見送って、次の台風に賭けた。 Aカメラには雨のしずくが付かないように、シャッター速度とシンクロしたワイパーが装備されていた。 寒くて寒くてたまりませんでした。 その中でどっしり構えた黒澤監督。 しっかりリハーサルを繰り返し、演技変更の指示を出す。 ポジション…
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末の方(宮崎美子)と再会する秀虎(仲代達矢)二の城j城主次郎(根津甚八)にも拒否される秀虎の郎党たち。この夕景シー…

1984年7月熊本城で撮影された『乱』夕景シーンはまるで合成のように見事だった。 Cカメラ(中井朝一)が撮影した宮崎美子のクローズアップは本編で使用されなかった。 ※予告編には使用された。 解説:tokyowebtv河村光彦 これが二の城(熊本城)での末の方夕景ロケーション撮影の準備とリハーサル風景だ! 夕景の空は…
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