テーマ:

『乱』15分のドキュメンタリーショートフィルムとして今年のカンヌ映画祭に出品します。

タイトルは『Life work of Akira Kurosawa』15分間の復活。 作品は非公開ですが、7月の映画祭が終わったら公開します。 『乱』編集版「映画として省略してはいけないシーンがある」と黒澤監督 『乱』編集版 黒澤インタビュー「まだ映画が分かっていない」 『乱』編集版 映画のために映画を作…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』黒澤明に学べ!総集編Ⓐマルチカム撮影を採用せよ Learn from "Ran" Akira Kurosaw…

三台のカメラを同時に回すことで細かくカット割りするよりも速く効率的に撮影が進む。 フィルムの時代より映画用デジタルビデオカメラのレンタル代は安くなっている。 低予算映画でも採用できるはずだ。 By turning the three cameras at the same time, shooting proceeds fas…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』前半のクライマックスで起きた神秘的な自然現象をすぐさま取り入れた黒澤監督。

前日は降り積もった雪に頭を抱えた黒澤組だったが、翌日気温が急上昇。 一面水蒸気が上がる神秘的な光景に包まれた。 この日まで一連の地獄絵のシーンは夕方霧の中で撮影されていたから、天候のつながりからからいうと晴天下の撮影では駄目かと思えたが、黒澤監督の判断は違った。 不要なつながりにはこだわらない!美しければ良いのだ。 すぐさま放水…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』楓の方(原田美枝子)はスタジオ出演99%ロケ1%で姫路城ロケがロケ初日で最終日だった!

1984年7月に姫路城から始まった『乱』のロケーション撮影の初日に登場した原田美枝子さん(楓の方)だったが、次は1985年2月の黒澤スタジオまで出番がなかった。 とは言え1984年6月1日のクランクイン以来、東宝スタジオでのセット撮影では出ずっぱりだったわけだから、黒澤監督との信頼関係はすかり出来上がっていた。 従ってこの日の演出は…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

野上照代さんがDVD版『メイキングオブ乱』の解説を書くに当たって河村光彦を取材した。Teruyo Nogami i…

2006年頃東宝版DVD発売に合わせて解説を書くために話を聞きたいと呼ばれ、某居酒屋で野上照代さんから取材を受けた。 先日NHKBS1で11/8に放送された『黒澤映画はこうして作られた』で多くを語られた『羅生門』以降の全黒澤監督映画で記録を務めたあの野上さんだ。 内容は谷口カメラマンと河村が黒澤組を取材した経緯、たわいない裏話で聞き…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』黒澤明の編集室!一人で全部こなす巨匠の眼光にご注目下さい。武満徹が激怒!既存の音楽を編集ラッシュに付けた黒澤…

ほとんどのシーンはロケ先のホテルで仮編集済みだった。 3時間を超えていた長尺を2時間40分に凝縮する作業が東宝の編集室で行われた。 当時でもモニターが小さすぎてあまり使われていなかったムビオラ。 26億円の映画でスタインベックを使わなかったのも黒澤監督のこだわりだったか? これだけ長い時間密着取材した動画が公開されるのは初めて。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』ラストカットの鶴丸(野村萬斎)一人きりはこうして撮影された!カラスの乱入も意味深に。

1984年6月にクランクインした『乱』の撮影もこの日1985年2月でクランクアップ。 厳密には大島での撮影が残っていたが、黒澤組の9割はここで解散。 野村萬斎さんも感慨深げに黒澤監督とお別れの握手。 Tsurumaru (Mansai Nomura), the last cut of "Ran", was shot alone…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』野村萬斎さん(鶴丸)が「時間を返して!」とお怒りになった快晴での撮影中止。その翌日、儚い雲が出て感心した伝説…

この御殿場ロケでクランクアップするから黒澤監督の思い入れも違った。 しかし、全スタッフもビックリ!いわゆるピーカンで撮影準備完了後に中止にしたからだった。 その翌日のこの雲を見て全員が納得。 ここに新たな黒澤伝説が生まれた。 Mansai Nomura (Tsurumaru) stopped shooting in fine w…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』尾根の綾部軍は囮だった!次郎の顔色が変わる。そのメイクをチェックして直す黒澤明監督。

次郎軍と三郎軍が争っている間に、綾部軍が一の城に攻め入った! 尾根に陣取った綾部軍は次郎(根津甚八)を安心させるための囮だったのだ。 大分県飯田高原での長かった合戦シーンの撮影もほとんど終わり、残すカットは数えるほどしかない。 このカットもワンテイクOKだった。 The Ayabe army of the "Ran" rid…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』綾部軍に追われた次郎軍が一の城に逃げ込む。その中に末の首を取った騎馬武者が鉄(井川比佐志)の下へ。

1984年12月富士山太郎坊のオープンセットでの撮影も最終日間近になったこの日、敗走する次郎軍を撮影。 城外の綾部軍をCカメラが、城内の次郎軍をABカメラが撮影するマルチカム方式。 『乱』鉄に末の方の首が届く②本番。次郎軍の動きを指示する黒澤監督。 一の城城門での撮影。 鉄が受け取った末の方の首を包んだ布が上手く開か…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』この日が鶴丸(野村武司=野村萬斎)ロケ初日で末の方(宮崎美子)と阿蘇山脛千里でリハーサルに臨む。上機嫌の黒澤…

半年のリハーサル期間があったものの、 映画の撮影現場は初体験だった高校生の野村萬斎さん。 特に緊張した様子もなく、黒澤監督の丁寧な演技指導を淡々と受けて堂々としたものだった。 板付きで台詞を交わしてしまう三人に、どんどん動きが加わっていく。 この日はあいにくの曇天と霧でカメラは回らなかった。 『乱』鶴丸と末の方…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』先にアップした動画の前、次郎(根津甚八)に台詞が入っていないので休憩となる。怒らない黒澤監督。

根津さん(次郎)が台詞を入れ直す場面は既にアップ済み。 馬を降りて練習する事になった経緯をご覧ください。 スタッフがイラつかないようにすぐさま休憩を入れる気の配り様。 黒澤明監督は本当に優しい演出家なのです。 セリフが出てこない根津甚八さんにも優しい黒澤明監督。 1984年大分県飯田高原『乱』合戦シーン撮影現場記録…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』秀虎(仲代達矢)が家督を子に譲ると宣言。長回しワンカットで撮影したシーンのインサート用抜き撮り場面。カメラは…

10分を超えるシーンの撮影が、長回しワンテイクとここで紹介するインサート用アップの抜き撮りで撮影完了するのだから効率は抜群に良い。 更に助監督が仕切らなくても、黒澤監督自身が撮影の段取りを説明しリーダーシップを取るから撮影はどんどん進む。 的確な演技指導とOKの判断も明確。 早撮りの黒澤明監督流マルチカム撮影システムといって良いだ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』先にアップした「哀れ老いたり」の三郎NGシーン未編集版。当初黒澤監督にぼかしで隠し短縮していたが、ノーカット…

1984年7月大分県飯田高原ロケ。 秀虎(仲代達矢)が家督を三人の息子に譲ると宣言。 三郎(隆大介)はこれに強く反対する。そんな父を「哀れ老いたり」と嘆くが黒澤監督からはなかなかOKが出ず、テストにも至らない。 今回は斎藤孝雄カメラマンへの抜き撮りカット割りのアングル指示からご覧ください。
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』末(宮崎美子)の首を受け取った鉄(井川比佐志)は怒り心頭。追ってきた次郎(根津甚八)を振り払い楓(原田美枝子…

神奈川県横浜市黒澤フィルムスタジオ一の城のセット。 折角引いた移動車をテストをやるうちに躊躇なく引き直す。 当然のようだが、なかなか決断できないものだ。 特機:春田さん清水さん益崎さん。 『乱』一の城廊下・テストと本番。 末の方の首を受け取って鉄は楓の方に怒り心頭。 慌てて次郎が追う。 移動車を引き直しての本番…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』太郎(寺尾聡)と次郎(根津甚八)に攻められて三の城に籠るしかない秀虎(仲代達矢)。『用心棒』『椿三十郎』の殺…

ここでも立ち回りは簡略化されてあっさり刀を折ってしまう。 郎党役に北野武映画でおなじみの渡辺哲さんの顔も見える。 生き残った郎党に守られ城に入る秀虎。 殺陣:久世浩 『乱』太郎(寺尾聡)と次郎(根津甚八)に攻められて三の城に籠るしかない秀虎(仲代達矢)。 生き残った郎党に守られ城に入る秀虎。 殺陣:久世浩 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』馬に乗っての演技が出来ない生駒と小倉に黒澤明監督も怒り心頭。練習不足を指摘して、遂にこの日の撮影は途中で中止…

1984年8月熊本県阿蘇砂千里ロケで曇りから芝居がスタートして晴れになるのを狙う場面で、生駒(加藤和夫)と小倉(松井範雄)は全く馬を操れない。 馬上のリアクションさえ取ろうとしない二人に、黒澤明監督の堪忍袋の緒が切れる。 全スタッフも納得の撮影中止。 後日再チャレンジとなるが・・・
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』鶴丸(野村萬斎)と末の方(宮崎美子)が秀虎(仲代達矢)と狂阿弥(ピーター)に出会うシーン。カメラと照明の準備…

1984年9月熊本県阿蘇砂千里に組まれた巨大な城壁のセット。 秀虎が正気を取り戻す重要なシーンの演出。 形の良い雲を待つ黒澤監督。 ここでレフ板に巨大な鏡が使用される。 『乱』このシーンを境に秀虎(仲代達矢)が行方不明となる。鶴丸(野村萬斎)と末の方(宮崎美子)の背後の雲を待って本番。 熊本県阿蘇砂千里は『悪い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』追放された三郎(隆大介)を藤巻(植木等)追ってくる。リハーサルから出来上がっている植木さんの演技に、黒澤監督…

植木等さんの明るい人柄が出ているとても楽しいシーンです。 だが、馬が出てくるシーンなので冒頭の動きが四苦八苦。 『乱』藤巻と三郎の本番。夕方の射光が草を光らせる。その美しさはフィルムに焼き付けられても、取材ビデオでは分からない。佐野武治照明技師の腕が光る! 1984年9月熊本県阿蘇市大観峰の雄大なロケーション。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』1985年6月1日第1回東京国際映画祭でオープニング上映された。それより早く開かれた公開記念パーティーと約1…

『乱』電通のディレクターが編集すると、どうしても怒鳴る黒澤明監督にしてしまう。第1回東京国際映画祭記念で制作された番組前半。ナレーションは山崎努さん。 第1回映画の日は1985年6月1日に決まっていた。 料金は半額だった。 『乱』はロードショー公開された初日に30万人を集めたが、この日の興行収入が半減したことでヘラルド…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』幕屋の中本番2日目。前日のCカメラポジションを確認すると、より高い位置からのアングルに変更する様指示する黒澤…

絵コンテは毎日のように書き換えられて、朝のうちに善パートに配られた。 テストが始まると前日同様三郎(隆大介)の枝の切り方が問題となる。 『乱』幕屋の中③本番は1テイクでOK!笑顔の黒澤監督。その後はインサート用アップを撮り足していく。ここでも助監督の仕事を監督がこなす。 三台のカメラで9割のカットを一気に撮影した後…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』幕屋の中①の本番前に、1番に現場入りした狂阿弥(ピーター)と共に黒澤監督は「兎じゃ」の下りを演出していた。

1985年7月大分県飯田高原九重町の山すそで撮影は行われた。 先にアップしたリハーサルの後、宿泊先のホテルでピーターが怪我をしたため、本番の撮影日は延期されていた。 その期間を利用して黒澤明監督は絵コンテを変更。 二本の扇子と徳利で、見事に兎を表現する技を完成していた。 だが自然にその形を作るには狂阿弥の動きを変えなくて引けない…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』冒頭“幕屋の中”リハーサルを全スタッフに見せる黒澤明監督。※解説音声:tokyowebtv河村光彦

1984年7月大分県飯田高原ロケ。 秀虎の郎党を演じた三十騎のメンバーのお顔を紹介。 その後始まった美術の準備だったが、突然作業をやめてリハーサルを見るようにと、黒澤監督からの指示が出る。 黒澤流リハーサルが始まると、満面の笑みを浮かべる黒澤明監督。 故植木等さんもいらっしゃいます。 このリハーサルと完成した本編では、いくつか…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』二ノ城(熊本城)の末の方(宮崎美子)を秀虎(仲代達矢)が訪問する夕景シーンの本番。準備万端でスタートが掛かっ…

1984年7月熊本城ロケ。先にアップした夕景シーン。 助監督をスタンドインさせてリハーサルの後俳優を迎える。 緊迫した本番シーンをご覧ください。 実はこのシーン、助監督の出す切っ掛けで仲代さんが石段を上がってくるが、1テイク目は合図を出すタイミングを助監督がミスをした。 慌ててカットを掛ける黒澤監督。 長いシーンだからフィルム…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』熊本城ロケ初日。鶴丸の城跡に残された焼け跡を実景撮影する。本来美術部の仕事を全員で手伝う様子。笑顔でファイン…

1984年7月。熊本城。劇中の入道雲もこの日撮影された。 『乱』熊本城ロケ初日②秀虎(仲代達矢)と狂阿弥(ピーター)の問答シーンリハーサル。途中自ら演じて指導する黒澤明監督。 言葉が通じなかったソ連映画『デルスウザーラ』の演出から、演じて見せるスタイルになったという。 1984年7月熊本城。 天候がすぐれずリハー…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』本当のクランクアップはまだ先だが、この日で東宝セット→ロケーション→東宝セット→黒澤フィルムスタジオセット分…

1985年2月7日黒澤フィルムスタジオ。黒澤明監督を囲んで。 『乱』仮のクランクアップでスタッフと黒澤明監督。 軽い打ち上げパーティーの様子② 原田美枝子さん、根津甚八さん、井川比佐志さん、三十騎らの素顔も。 1985年2月7日黒澤フィルムスタジオ。
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『乱』ラストの楓の方の部屋照明を決めてテスト開始。何故か鉄(井川比佐志)のセリフが出なくて前に進まない。忍耐強く待…

1985年2月7日黒澤フィルムスタジオセット撮影最終日②。 ABカメラのポジション。 『乱』楓(原田美枝子)が切られる場面の本テスト~本番OKシーンと黒澤フィルムスタジオクランクアップまで。井川比佐志(鉄)さんを見守る黒澤明監督。 1985年2月7日黒澤フィルムスタジオ最終日。
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more